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果汁0%
隙を残して、出力しかけた部屋をぶ
ち壊す。細胞のひとつひとつに、な
りすまして 身を投げた 核のよう
にふたつはいらないから。いっしょ
くたになる 流れだすトイレの音に
溺れる夜に近い朝。1.5は わたし
に紛れこんだだれかの 寝言だけれ
ど 黒い葡萄は夜に、見えなくなる
窓から 朝にかけて 熟れただけを
採取すれば。と 切断面を錯覚し
て、漏洩する映画DVDの音声みた
いな 目の奥の騒々しさと たいり
つするおんなのこの音声、が聴こえ
る。
「手首を遠くにやらないで。」
「じゃあ わからない つなぎめをどうするの。」
きみと寝る右心室に
丸めこまれたA4用紙 ひとという
限りあるspece、あ から始まるか
ら ありがとうが、出かけて、と か
らつまったままです。おやすみ、もさ
よなら、も書きかけておいたので 切
りかけがたくさん あるもので50音
順にして壁には貼り付けた 果実はや
わらかい円を消しては書き それが記
憶にとってなくてはならない から
はっと する思い出した頃にはミント
による冴え方を やわらげるようにま
た からだのはんぶんにみたないすい
ぶんに 溺れ る。
。熟れない果実からかすめとったから
と 種子を匂わせる それはなん
ねんごのなんがつなんにちのにっきな
のですか? 13×15、かすめとる
容積のきみから 乾燥したぶぶん そ
のわりあいをうば った スライスす
ると溢れるからフォークをからだのな
かに いれたまま 顔をあからめかけ
る。ひと口しか飲めないきみに 溺れ
て ぼくが顔をあからめる。うつしと
る発音の口の形を いくどとなく真似
たから かさなりあうぶぶんを 切断
しないで 靴下だけのおんなのこと
ぼくのはだかを 見つめる 4,5畳の
部屋。
50音順にして壁には貼り付
けた果実はやわらかい円を
消しては書き それが記憶
になり はっと
思い出した頃にはミント
による冴え方を やわらげ
るようにまた からだのは
んぶんにみたないすいぶん
に 溺れ る。
果汁pecentage
隙を残して、出力しかけ
た部屋をぶち壊す。ぶつ
かりあう細胞のひとつひ
とつに、なりすまして
身を投げた 核のように
ふたつはいらないから。
いっしょくたになる ふ
いに流れだしたトイレの
音に溺れる朝に近づいて
いく夜。
黒い葡萄は夜に、見えな
くなる窓から 朝にかけ
て 熟れただけを採取す
れば。と きみは切断面
を錯覚して、ぼくは夜の
終わりを悟る
(漏洩する映画
DVDの音声み
たいな 目の奥
の騒々しさと
たいりつするお
んなのこの音声
、が聴こえる。)
「手首を遠くにやらないで。」
「じゃあ わからない
つなぎめをどうするの。」
きみと寝る右心室に 丸
めこまれたA4用紙 ひと
という限りあるspece、あ
から始まるから ありが
とうが、出かけて、と か
らつまったままです。おや
すみ、もさよなら、も書き
かけておいたので 切りか
けがたくさん あるもので
50音順にして壁には貼り付
けた 果実はやわらかい円
を消しては書き それが覚
えていなくてはならない
記憶だから
はっと する思い出した頃
にはミントによる冴え方を
やわらげるようにまた から
だのはんぶんにみたないすい
ぶんに 溺れ る。
。熟れない果実からかすめと
ったから と 種子を匂わ
せる それはなんねんごのな
んがつなんにちのにっきなの
ですか? 13×15、かすめ
とるあいまいにしてくれない
容積のきみから 乾燥したぶ
ぶん そのわりあいをうば
った わたしはおんなのこと
いうひとつの規範です。
そう呟いて フォークもナイ
フもからだのなかに いれた
まま 顔をあからめる。ひと
口しか飲めないきみが口に含
んだまま ぼくが
顔をあからめる。ぼくにその
だいぶぶんを見せ終えるとう
つし発音の口の形をいくどとなく
真似たから かさなりあうぶ
ぶんを 切断しないで 夜は
色素を次第に失っていく
「
肌色がつくれ
ないの ひと
りの肌も い
っしょくでは
ないから、」
「じゃあ、暗が
りの朝にふた
りは 突如ひ
とりを失うね
。」
靴下だけのおんな
のこと ぼくのは
だかを 見つめる
4,5畳の部屋に
接するキャンパ
ス ひかりを、描
きだしたくない顔
にある翳のことを、